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2014年10月30日木曜日

マルク・リブー 1958 JAPAN






MARC RIBOUD 1958 JAPANとあってツイッターで拾った。まるでベトナムの都心光景だね。今の、--いや二十年前はもっとこうだった。女たちは着飾っていたにしろ、足もとだけはゴムサンダル履き、ときには裸足などということがあった。この画像は草履を履いているように見え、わたくしはそこに引きつけられる。瀟洒なスクーターも、後ろのバスも、右端の旧式な車も、かつての日本へのノスタルジーではなく、いまは少なくなってしまったサイゴンの都心光景へのノスタルジー。





これはいつ頃のものかわからないが、わたくしが最初にサイゴンを訪れたときはこんな光景がよく目についた。





当時はスクーターに乗る女たちがとても美しかった。いまは世界中どこにもである凡庸なお洒落が目立つようになってしまったけれど。





…………


マルク・リブーが日本を訪れて撮った写真をもういくつか貼り付けておこう。これらは1958年ーーわたくしが生れた昭和33年ーーのものかどうかはわからないけれど。






















これらの写真を眺めていると、なんだかひどく「痛く」なるのさ
未来のある人たちの顔付きだな、
この先もっと生活がよくなることをしっかり信じているんだよ。
で、それはどこに行ってしまったんだろ?